ワイルドカードプレーオフ フィラデルフィアイーグルスvs@タンパベイバッカニアーズ

ランオフェンス1位のイーグルス、ランディフェンス3位のバッカニアーズ。ランが出るかが勝負の分かれ目になる。

試合結果は31-15でバッカニアーズの勝利。点差よりも圧倒した形だった。

 

両QBの成績は

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ハーツは初めてのプレーオフで緊張していたのか投げミスや空いているレシーバーを見落としたりしていた。ランではもう少し走りたかった。

ブレイディは風の影響かショートパスを中心に投げていた。サックが原因でドライブが止まる機会が多かった。

 

風が強い中行われたゲーム途中雨が降る場面があった。

ホワイトヘッドがいきなりTFLを2つ、彼がバッカニアーズランディフェンスのバロメーター。

バッカニアーズオフェンスは風の影響もあってかランがいつもより多め。だがRBのNO1,2はけがで欠場基本的にあまり出ない。

トリスタン・ワーフがケガで退場、途中で戻ってきたが3スナップしてまた退場。明らかに踏ん張れていなかったのになぜ試合に出し続けたか?

ジャンセンもアウトかと思われたがすぐに戻ってきてプレー。

2Q6:09 17点差を追うイーグルス、今のままでは勝てないと踏んで2回連続4thダウンギャンブルで行うも2回目は失敗。

ギャンブルを止め喜びすぎてヘルメットを脱ぐデイビス、案の定アンスポとられデービスをめちゃめちゃ怒るバッカニアーズコーチ陣。

イーグルスはロングパスを決めFG圏内に進むもエンドゾーンエドワーズのスーパーなINTにあいモメンタムを失う。

バッカニアーズは3連続ドライブでサックを受ける。

前半を0-17で折り返す。

イーグルスオフェンスはなんとかしようとホールディングが多かった。

イーグルスはパントをマフ、ミラーのパーフェクトなタックルだった。それをバッカニアーズがTDに結び勝利を大きく引き寄せる。

その次のドライブでイーグルスはINT。バッカニアーズは一発でTDに持っていきこの時点で勝負は決まった。

その後イーグルスも維持を見せ2つのTDを奪う。

 

momはマイク・エバンス9REC117Y1TD。多くのレシーバーを欠く中彼の活躍が期待される。

ワイルドカードプレーオフ アリゾナカーディナルスvs@ロサンゼルスラムズ

NFC西地区の地区優勝をかけて争った2チームが対戦。シーズン中は1勝1敗。

試合結果は11-34でラムズ圧勝。

 

両QBの成績は

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マレーのプレーオフ初戦は苦い経験になった。特に前半は何もできず3アンドアウトかINT2つと散々だった。プレッシャーを感じてレシーバーがまだ振り向いていないタイミングでパスを投げていた。試合途中から死んだような目をしていた。

スタッフォードは試合展開もあってあまり無理して投げる必要がなくたまに投げればビッグプレーを生んでいた。レイティングはほぼ満点。

 

ラムズは先発のSが欠場。急遽引退していた選手と契約。

カーディナルスはワットが戻ってきたがスナップ数は限られていた。ホプキンスは間に合わず。

カーディナルスのHCは最近負けが込んできたからか顔色が悪い。

カーディナルオフェンスがうまくいっておらず結局前半は3アンドアウトかINTだった。そのためラムズに良いフィールドポジションを与えてしまい、いくらディフェンスが頑張っていても集中力が切れてしまう。

こういう試合展開だとラムズは無理をせずランで試合をコントロール。エイカーズが戻ってきてRBに厚みができた。

ラムズスペシャルチームがパントを1Y地点に押し込むナイスプレー。

マレーはセーフティーから逃れようと無茶投げ。それがINTリターンTDにつながるこれだけはやってはいけない。スタッフォードもシーズン中全く同じプレーをしていた。

ラムズは2ミニッツに入ってボールが回ってきても無理をせず余裕すら感じ取れる。

前半を0-21で折り返す。

ラムズは後半最初のドライブでオデルベッカムJRの40Yのパスも飛び出し最後はエースカップへパス。勝利に大きく近づく。

試合途中でブッダ・ベーカーが救急車で運ばれるアクシデント。さらにカーディナルスファンをどん底にたたきつける。

勝負はほぼ決まっていたがスタッフォードはアグレッシブにスクランブル。マクベイに怒られていた。プレーオフで未勝利だったため貪欲だったのだろう。

 

momはオデルベッカムJR。ラムズのオフェンスの重要なスキームになっている。ラムズに来て正解だったね。

ワイルドカードプレーオフ ピッツバーグスティーラーズvs@カンザスシティチーフス

奇跡的な条件を達成してプレーオフに出場したスティーラーズ。この試合にも勝利してロスリスバーガーの最後の試合を引き延ばせるか?

結果は42-21でチーフスの圧勝。試合後のロスリスバーガーは満足したような表情だった。

 

両QBの成績は

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ロスリスバーガーは前半味方のドロップもあってうまくドライブできなかった。ロングパスがショートするあたり衰えが見える。だが2つのTDパスを奪って有終の美は飾れたかな。

マホームズは1つのINTはあったがあとは完璧ロングパスの制度が戻ってきた。

 

1Qは両チームパントを蹴りあうディフェンス合戦。

チーフスはハードマンの49Yのナイスリターンもマホームズがやってはいけない投げ方でINT。

ジュジュ・スミスシュースターが戻ってきている。

チーフスは上手くいかないオフェンスをなんとかしようとワイルドキャットをするがファンブルリカバリーTDに繋がり踏んだり蹴ったり。

そこからチーフスは目が覚めたのか結局6連続でTDを奪う。

ディオンテ・ジョンソンは2つのドロップでチームの足を引っ張る。

スティーラーズは前半最後チーフスに1:05残してボールを渡してしまう。結局TDを奪われるがこの得点は余計だった。

前半を7-21で折り返す。チーフスはトータル300Y。

スティーラーズは後半最初のプレイでハリスがファンブル。ハリスはシーズン381タッチでファンブルがなかったと紹介されたばっかりだったのに。

チーフスはケルシーがTDパスとスペシャルプレーで41得点目を挙げる。こういうスペシャルプレーはここぞという時までに温存するべきではないのか?

 

momはジェリック・マッキノン。解説の人がこういうスピード型のRBのほうがチーフスのオフェンスにはあっていると言っていた。

 

ワイルドカードプレーオフ サンフランシスコ49ナーズvs@ダラスカーボーイズ

シーズン最終週で西地区王者ラムズを破ってプレーオフに乗り込んできた49ナーズ。

東地区王者のカーボーイズを破ることができるか?

試合結果は23-17で見事49ナーズがアップセット。

 

両QBの成績は

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ガロポロは結構評判が悪いらしい。この試合でもINTひとつ、これは明らかに投げミス。次のランボーフィールドではこのひとつが命取りとなる。

プレスコットは5SACKS、14QBHTSとプレッシャーを受け思うようにプレーできなかった。

 

サミュエルはシーズンスクリメージヤード1770Yと怪物。49ナーズオフェンスの心臓

49ナーズのレッドゾーンオフェンスはNO1。

49ナーズのOPDはTD。カーボーイズは-13Yで3アンドアウト両極端。その後も49ナーズがFGを重ねアウェーチームが一気にモメンタムを掴む。

カーボーイズはシーズン中ペナルティが最も多くこの試合でも14回89yと足を引っ張った。これはHCによる統制が効いていない証拠。プレスナップでのペナルティが目立った。

オフェンスがうまくいってないカーボーイズは3rd16を何とか更新しようとショートパスからのトスプレイを試みるもミス。

49ナーズはRACが6.6YとNFLで最も長い。

ディッグス兄が見に来ていた1日前にペイトリオッツに圧勝したためか余裕の表情。

後でわかったことだがパーソンズはコロナ影響でベストな状態ではなくサイドラインで頻繁に酸素を吸う場面が目立った。

前半を16-7で折り返す。

AT&Tスタジアムは逆光がまぶしかったりパントがモニターに当たったりと問題が多い

なぜこんな風にせっけいしたのか(笑)

49ナーズがINT。それを1プレイ25YのランでTDを奪う。一気に勝利に近づく。

4Qに入りカーボーイズはパントフェイクを成功させるがなぜかパントチームがその場にとどまり、慌ててオフェンスチームと入れ替えるがディレイ。このプレイにはホームのファンもブーイング。このディレイが原因でFGに終わる。

49ナーズはボサに続きワーナーまでも負傷。NFLでも指折りの選手を次々と失う。

カーボーイズはINTを奪い。それをTDにつなげ6点差。

残り14秒TOなし、49ナーズはサイドラインを守る形でカーボーイズのプレイはQBラン。結局スパイクできずに試合終了。

カーボーイズにも逆転のチャンスはあったがプレスコットが決めきれず。

 

momはイライジャ・ミッチェル。6巡のルーキーが大舞台で活躍ゲームをコントロールした。

 

ワイルドカードプレーオフ ニューイングランドペイトリオッツvs@バッファロービルズ

前回の@ビルズでの対戦は強風が吹く中ペイトリオッツがパスわずか3回で勝利した歴史的な一戦だった。今回の対戦は風はそれほどないが極寒の中での試合になった。

試合結果は17-47でビルズの圧勝。前回の屈辱を晴らす形となった。

 

両QBの成績は

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マック・ジョーンズの初めてのプレーオフは苦い経験になった。この経験を糧に成長を期待する。

ジョシュ・アレンはほぼレーティング満点言うことなしきれいに投げ分けていてペイトリオッツに的を絞らせなかった。走っても66Y言うことなし(笑)

 

ビルズのOPDはいきなりアレンの26Yのビッグランが出て最後は9.64秒かかってのTDパス。投げ捨てたのかと思った。

ペイトリオッツのOPDはジョーンズも負けじと3rd10をランで更新。TDを狙ったロングパスはハイドが変態的なINT。続くドライブでもビルズがTDにつなげてモメンタムを掴む。

前半を3-27で折り返す。ビルズが攻守で圧倒トータル獲得Yが前半だけで300Y。

 

追いかけたいペイトリオッツは後半最初のドライブでINTとモメンタムを引き寄せられない。

ジョーンズは長いパスを投げたいがチェックダウンに投げることが多く時間をどんどん使ってしまう。スクリーンパスは比較的効果があったと思う。

 

終わってみればビルズがすべてのドライブでTDを奪うパーフェクトな試合。ペイトリオッツディフェンスは全く歯が立たなかった。ベルチックの心境は如何に?

ビルズの次戦は去年チャンピオンシップで敗れたチーフス。悲願のスーパーボウルに向けて打倒マホームズなるか?

 

momはジョシュ・アレンと言いたいところだがここはあえてマイカ・ハイド。あのINTがなかったらもう少し違う展開になっていたのかもしれない。

 

ワイルドカードプレーオフ ラスベガスレイダースvs@シンシナティベンガルス

いよいよ始まったプレーオフ1試合目はレイダースvsベンガルス。

試合結果は19-26でベンガルスの勝利。

 

両QBの成績は

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カーはこの試合ミススローが目立った。常に追う展開だったためパスアテンプトが増えたがもっとランプレーをコールして良かったのでは?

バロウは初めてのプレーオフでミスもなく落ち着いてプレー、チームを勝利へと導いた。パスの約半分はもっとの信頼のあるチェイスへ投じた。

 

レイダースのOPDはフォルススタートが原因でFGに終わる。もったいない。

バロウは今シーズンパス成功率が70%で1位すばらしい。だけど以外(笑)

チェイスはこの試合でも大活躍。相手CBはチェイスを抑えられない。

カーはファンブルロストが最も多いQBこの試合でも1つ記録。だがレイダースディフェンスが頑張りFGに抑える。

レイダースのRTがミス。本来40Yスタートのはずが2Yスタートに緊張感のあるプレーオフで雑なプレイ。そのせいで危うくセーフティをもらうところだった。

ベンガルスその次のドライブでFG、モメンタムを掴みだす。

前半を13-20で折り返す。ベンガルスのパスラッシュが良い。

レイダースオフェンスはペナルティで流れをつかめない。

3Qレイダースは4th3をDPIで更新。このドライブでTDを取りたかったがFGで終わる。

両チームレッドゾーンでのディフェンスが良かった。

バロウ最後のドライブを3アンドアウトで終わり2:00残してレイダースにボールを渡してしまう。こういう部分が改善できればエースQBになれる。

ベンガルズのラフィングザパサーこれはバッドコール。

最後のプレーをINTしてベンガルスが31年ぶりのプレーオフでの勝利、おめでとう。

 

この試合で問題になったのはベンガルズ2つ目のTD。明らかに笛が鳴った後レシーバーがボールをキャッチしていた。NFLはこの誤審を認めなかった。結局試合は7点差レイダースファンは遺恨が残る。

 

momはジャマール・チェイス。初めてのプレーオフでルーキーながら100Y越え。この男はもうNFLのWRトップ5に入る。

 

 

week18ロサンゼルスチャージャースvs@ラスベガスレイダース

引き分けで両チームプレーオフに出られる。もう両チームニーダウンで良いんじゃないか(笑)

試合結果は32-35でレイダースの勝利。OTに突入する激闘で最後の47YのFGが外れていれば引き分けもあり得た。

 

両QBの成績は

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ハーバートは常に追う展開もあり投げまくった。決めなければいけない場面では決めるクラッチQBぶりを発揮した。NFLを代表するQBになるためプレーオフに出て経験を積みたかった。

カーはミスもなく常にリードする側に回って試合をコントロールした。いろいろと問題の多かったチームを引っ張ってプレーオフに導いたリーダーシップは素晴らしい。

 

3連勝中と勢いに乗っているレイダース。

試合前表情の違う両QB。ハーバートはにっこりとリラックスした印象。カーは絶対勝ってやると気合の入った印象。

レイダースはポイントポイントでマリオタを起用していた。

チャージャースはRTがファンブル。リカバーしたレイダースが4th2を成功させTDにつなげる。

解説ではTEクックがカギを握ると言っていた。

エケラーはオールラウンドで活躍できる選手だがこの試合では2つのドロップを試合前半に記録。

レイダースは3rd17でイリーガルコンタクトのペナルティもったいない。

チャージャースはノースー。レイダースはクロスビーのパスラッシュが効いていた。

レイダースディフェンスは4メンラッシュでゾーンをひいてゆるく守るスタイル。

レイダースは3rd23でランをコールして更新。なんと更新できる確率は1.6%レイダースも更新するつもりはなかっただろう。

前半を14-17で折り返す。

 

チャージャースの後半最初のドライブは51YのFGミス。同点にできたのに痛い。

チャージャースは自陣18Yで4th1のギャンブル中央にRBのダイブで失敗。安直すぎるコール。チャージャースのHCはギャンブルを好むコーチだが無謀なギャンブルを強いる印象。結果ディフェンスが頑張ってレイダースのオフェンスをFGに止める。モメンタムを完全には渡さない。

レイダースが12点差に離した後でハーバート痛恨のINT。

チャージャースは4th21でTD。2PTも成功させ7点差。

チャージャースは4th10を3回更新してTDにつなげる。19プレイ2:06ととんでもない数字に。

 

試合はオーバータイムにスタジアムに来ていたスティーラーズファンの表情が曇る。

コイントスに勝ったのはレイダース。レイダースは最初のドライブをFGで終える。

チャージャースは4th9を更新してFG。もっと時間を使いたかったが2:39しか消費できず。

残り時間4:30レイダースボール。ここでレイダースは圧倒的有利に引き分けで良くあわよくば得点を狙う。チャージャースはランで来るとわかっていながらもランを止めることができなかった。これが敗因。

 

momはジョシュ・ジェイコブス。26CAR132Y1TD。絶対に負けてはいけない試合をコントロールした。